NOタイトル diary

日常画像記録(気まぐれ不定期更新)現在、過去、未来?/2004〜2018/Hatena2019.3〜 

160K 180K

イメージ 1

ヤフオク恐るべし。珍しいものまで出てくるもんですね。

久々に見たい(買いたい)と思ったカタログでてました。

1973年製作の海外用のカタログです。

何人も競い相手がおったこともあって、

2500円があらよあらよといううちに

あという間に跳ね上がってしまいました。

冷静さを失い、つい興奮してクリックの連打(汗)

いや~熱くなってしまった自分が恐ろしい(苦笑)

そんな瞬間っありますよね?

その後、届いた日から興奮気味でして

まったく見慣れない中面の写真みると

鼻息が荒くなってしまったのは書くまでもありません…(苦笑)

そういえば、その昔ですがスカイラインって国内専用って

聞いた記憶もあったけど… 気のせいかな?

約10年前まで左ハンドル車の存在を知りませんでしたので

なんだかスカイライン系の輸出車の新鮮なんですよね。

ご存知の方も多いかと思いますが、海の向うでは

DATSUNブランドで「240K」そして「180K」で売られていたようです。

私が興味をもっているのは、短い方のスカイライン

「160K・180K」を最近研究中でございます。

4気筒版のスカイライン、海外名「DATSUN 160K・180K」って

海を渡ってたとは驚きでした。近年SNSで海外の240Kの写真を

多く拝見することができますが、この180K関係は少ないかな

今でも元気に走ってるのだろーか? (タイ辺りでは存在確認しております)

一方、サウジアラビア(中東)ではショートは不人気のようで、GTの部品取りなんてこと

国内でも一時よくある事例でしたよね。

中東でも同じような感覚のようです(中東のSNS仲間に前に聞いたことです)

さて、このカタログは1973年版。左ハンドルのNEWスカイライン版であり

昭和でいうところの48年版。

イメージ 2

ざっと写真みての私感

エンブレムは当然DATSUN。左ハンドルだからワイパーも逆。シンプルなインパネ回り。ベンチシートにコラムシフト(セパレートもあり)。ハンドルにもDATSUNエンブレム。キーシリンダーは左なのね!。インパネもシンメトリー。(ただしメーターの並びは国内と同じ)ラジオの蓋なんて初めてみる!(ラジオはOP!?)

外観はフェンダーorドアミラーもない。シンプルでサーフラインが余計に映えますね

あんまり書くとバカ丸だしになるので、この辺で辞めときます(苦笑)

イメージ 3

イメージ 4

最後にちょっと違う視点からのカタログ観察

デザイン面から見るとフォントのマッチングも良く、写真と文字だけの表紙ですっかり中身を見てみたい気にさせられました。表紙はほんと単純だけれどファミリーユースを連想させてターゲットイメージをしっかり伝えてます。

中面にもファミリー写真を大胆に使って連想さすという手法と、イメージで伝える方法で言葉を超えて万国共通で伝わる「家族」を表現してあって、工夫されてます。誰が作ったんだろか?国内のカタログデザインスタッフでしょうかね? それとも海外スタッフかしら…(いちを国内で作成されてるようですが…)

しかし、カタログなのに肝心のクルマのイメージが表紙にないなんて大胆です。日産の海外カタログスタッフチームが、国内版と違って割と好き勝ってデザインを冒険する事が可能だったのかもしれません。

イメージ 5


余談ですが、この表紙にある綺麗な書体ですが、よ~くみると精密な手描きです。0,1mmロッドリング使ってんのかな? ←この時代はPCなんて無いですから当然手描きですし、変形定規を使っていることでしょう。この時代はもしかするとレタリング文字の「インレタ」自体も使ってないんでしょうね。

それにしても、表紙のイメージといい、色んな意味であまりに新鮮で感激したカタログでした。

ちなみに、WAGONも掲載してあります。続く